Sheet Music Player

楽譜の写真や PDF を読み取って再生する方法

Sheet Music Player は、印刷された楽譜の写真・画像・PDF を読み取って、五線譜の上をカーソルが進みながら再生するアプリです。練習の前に曲の感じをつかむ、譜読みした音が合っているか確かめる、ゆっくりのテンポで合わせて弾く、といった使い方ができます。このガイドでは、画面を見ながら順に使い方を説明します。

必要なもの

無料で、登録も要りません。読み取りはブラウザの中で行うので、楽譜がアップロードされることはありません。

1. 楽譜を開く

楽譜を開く前の画面。左に「ファイルを選ぶ」「写真を撮る」のある「楽譜を開く」パネル、右に空の楽譜の欄
最初の画面。左の「楽譜を開く」から楽譜を開きます。

楽譜の開き方は 3 つあります。

本を開いて見開き 2 ページを 1 枚に撮った写真は、左右に分けて左のページから順に読み取ります。何枚かの写真を 1 曲として読ませたいときは、先に 1 つの PDF にまとめてください。MusicXML のファイル(.musicxml・.mxl・.xml。このアプリや MuseScore で保存したものなど)は、読み取りなしですぐに開きます。

写真の撮り方で結果が変わります。楽譜をきれいに読み取る撮り方のコツもご覧ください。

2. 読み取りを待つ

読み取り中の画面。開いた写真の名前の下に「段ごとに読み取り中 (0 / 3)」と 50% の進み具合が出ている
読み取り中は、左のパネルに今の作業と進み具合が出ます。

アプリはまず 1 ページ目の上からテンポの指定を探し、次に五線と音符の位置を見つけ、最後に段ごとに音符を読み取ります。PC の性能と段の数によって、1 ページ 10〜60 秒ほどかかります。初回は、その前にエンジンのダウンロードが入ります。途中で「キャンセル」もできます。

3. 再生してカーソルを追う

写真から読み取った楽譜を再生している画面。青いカーソルが 2 小節目にある
写真から読み取った楽譜を再生しているところ。青いカーソルが音に合わせて進みます。

読み取りが終わると、読み取った音符から楽譜を描き直して表示します。再生を押すと、音に合わせて青いカーソルが五線の上を進みます。停止でその場で止まり、最初に戻るボタン(⏮)で先頭に戻ります。

聴きながら、元の楽譜と見比べてください。読み取り結果には間違いが含まれることがあり、聴くのがいちばん早く見つけられる方法です。

4. テンポを変える

テンポは、楽譜から見つけたメトロノーム記号(♩ = 108 など)で始まります。Andante のような速度記号しかないときはその言葉のふつうの速さ、何もなければ ♩ = 120 です。−5/+5、数字の入力、スライダー(20〜300)で、再生中でも変えられます。

数字は「4分音符が 1 分間にいくつ」で、曲全体を 1 つのテンポで再生します。6/8 拍子の付点4分音符の指定や、曲の途中のテンポの変化については、速度記号と BPM の一覧をご覧ください。

5. 間違いを直す

編集画面。上段の音符が黒い四角でピアノロールに並び、4 小節目が「!」付きで色づけされている
編集画面。拍の合計が合わなかった小節には「!」が付きます(この例では 4 小節目の音符が 1 つ抜けています)。

編集に切り替えると、音符がピアノロールの上の四角で表示されます。上下が音の高さ、左右が時間です。四角をドラッグで移動、右端をドラッグで長さを変更、空いている所をクリックで追加、右クリック(または Delete)で削除できます。小節番号をクリックすると、小節の追加・削除もできます。! の付いた小節は、読み取ったときに拍の数が多すぎたか少なすぎた小節なので、そこから確かめてください。

楽譜に戻ると、直した内容で五線譜を描き直します。よくある間違いとそれぞれの直し方は、読み取りミスの見つけ方と直し方で説明しています。

6. 保存する

MusicXML ボタンで、音符を .musicxml のファイルに保存できます。このアプリでもう一度開けるほか、MuseScore などの楽譜ソフトで開いて、印刷・移調・音声ファイルへの書き出しができます。MusicXML とはもご覧ください。

最後に開いた楽譜とテンポはブラウザにも保存されるので、次にアプリを開いたときもそのまま残っています。クリアを押すと、画面とブラウザの両方から楽譜を消します。

うまくいかないとき

メッセージ・症状試すこと
「このブラウザでは読み取りエンジンを動かせません」PC の最新の Chrome か Edge で開いてください。
「五線や音符が見つかりませんでした」ページ全体が入り、画面の大部分を楽譜が占める、はっきりした写真かスキャンでお試しください。
「ブラウザのメモリが足りなくなりました」ほかのタブを閉じるか、一度に読むページを減らしてください。
「読み取りエンジンをダウンロードできませんでした」接続を確かめて、もう一度お試しください。必要なのは初回だけです。
音符やテンポが違う「編集」で直すか、テンポを手で設定してください。撮り直すほうが早いこともあります。

ほかの疑問はよくある質問にまとめています。