Chord Transposer

カポ位置の早見表:キーごとに何フレットに付ければいい?

カポを使えば、弾き慣れたコードの形のままキーを変えられます。下の表でフレットを確かめ、コードの書き換えはアプリに任せましょう。

カポでキーが変わるしくみ

カポはすべての弦を 1 つのフレットで押さえる道具です。1 フレットごとに音が半音ずつ高くなるので、2 フレットにカポを付けて G の形で弾くと、半音 2 つ分高い A の音が鳴ります。

計算はこれだけです。

フォームとは、左手で押さえるコードの形のことです。ギターでは、セーハ(バレー)の少ない C・A・G・E・D の 5 つのキーのフォームがよく使われます。キーごとに、曲に合わせて弾きやすいフォームを選べます。

キーからカポの位置を探す

左の列で曲のキー(または歌いたいキー)を探し、弾きたいフォームの列と交わるところを見ます。数字がカポを付けるフレットです。0 はカポなしです。

曲のキー押さえる形(フォーム)
CAGED
C035810
Db146911
D257100
Eb368111
E47902
F581013
F#691124
G710035
Ab811146
A90257
Bb101368
B112479

背景がグレーの数字(8 フレット以上)でも弾けますが、フレットの間隔が狭く窮屈になります。できれば別のフォームを選びましょう。

例:キーが Bb の曲は、開放弦のコードでは弾きにくいキーです。カポ 3 で G のフォーム、またはカポ 1 で A のフォームにすれば、同じキーを簡単なコードで弾けます。

カポの位置から実際のキーを調べる

カポを付けていつものコードを弾いているとき、実際には何のキーで鳴っているかを調べる表です。歌う人やほかの楽器の人に「キーは何?」と聞かれたときに役立ちます。

カポ押さえる形(フォーム)
CAGEDAmEmDm
1DbBbAbFEbBbmFmD#m
2DBAF#EBmF#mEm
3EbCBbGFCmGmFm
4EDbBAbF#C#mG#mF#m
5FDCAGDmAmGm
6F#EbDbBbAbD#mBbmG#m
7GEDBAEmBmAm

キーは一般的な書き方で表記しています(A# ではなく Bb、Gb ではなく F#)。

マイナーキーの場合

マイナーキーの曲も考え方は同じです。開放弦で押さえやすいマイナーのフォームは Am・Em・Dm です。

曲のキー押さえる形(フォーム)
AmEmDm
Am057
Bbm168
Bm279
Cm3810
C#m4911
Dm5100
D#m6111
Em702
Fm813
F#m924
Gm1035
G#m1146

背景がグレーの数字は 8 フレット以上です。

カポ用にコード譜を書き換える

コード譜はふつう、実際に鳴るキーで書かれています。カポを付けて弾くには、コードをカポのフレット数だけ下げた「押さえる形」が必要です。Chord Transposer なら次の手順で書き換えられます。

  1. コード譜を貼り付けるか、ファイルを開きます。
  2. 移調を「-(カポのフレット数)」にします。カポ 2 なら -2、カポ 3 なら -3 です。
  3. 出力に押さえる形のコードが表示されます。忘れないよう、上に「Capo 2」と書いておきましょう。
Key: A
A        E/G#     F#m
D        A        E
キー A のコード譜(実際に鳴る音)
Key: G
G        D/F#     Em
C        G        D
-2 で移調:カポ 2 で押さえる形

コード譜の先頭にある Key: の行もアプリが書き換えるので、上の例では移調後に「Key: G」になります。Capo: の行はそのまま残ります。

逆の使い方もできます。「Capo 3」と書かれた G のフォームのコード譜なら、+3 で移調すると実際に鳴るコードがわかります。キーボードの人とコード譜を共有するときに便利です。このとき #/♭ を「b を優先」にすると、G が A# ではなく Bb になります(# と ♭ の使い分けを参照)。

関連記事:移調・転調の基礎、キー別のコード表